日光市民が大きな川を連想すると
出てくる大谷川
写真は華厳の滝
その水源は一体どこなのか気になって調べていると
「行きては到る、水の窮(きわ)まる処
坐しては見る、雲の起こる時」
という漢詩と出会った
良い詩だなぁと惚れ惚れする
一本の川をどこまでも登って行くと
やがて滝が連続し細い川となり、さらに登ると川が無くなる。そこが水の窮まる処。つまり水源だ。
そんな水の窮まる処で静けさと快い緊張感を味わいながら、腰を下ろして見上げると、歩きだしたときには遠くに霞んでいた山頂が間近にそびえており、そこから雲がわき起こり流れていく。水の窮まる処は、雲の起こる処である。
修行も同じとされる
雑踏から離れて
山深い村そして藪を踏破し崖を登る
そこから生まれ出てくるモノがある
新しいモノが作られていく
大谷川の水源は…
大谷川→中禅寺湖→湯川→湯の湖までは分かった
その先は調べても出てこない…
うむ
水の窮まる処で
坐して見てやろーじゃないの
雲の起こる時
次回
大谷川水源を求めバリエーションルートを行く