Landclimb

自然と戯れて感じたことや発見を綴る

秋の夜長に思うこと

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空気が澄みはじめて

コウロギの鳴き声が聞こえ始めた

もう秋で、すぐ冬がくる

 

というと

外岩の季節だ

 

マルチピッチはやったことないし

ロープワークすら全く知らない

果たして

既設のハーケンを信用して登る事が出来るのか…

 

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表妙義を縦走してて思った

人は簡単に死ねるなぁと

 

そんな不安を抱えながら

目標であったマルチピッチに手を出してしまおうとしている

 

どうやら

頭のネジは2本くらい無いみたいだ

 

フリーソロ

というと

El Capitanが出てくる

あれは

ネジは全部飛んでる奴らとしか思えない

 

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登った先に何があるのか

ワクワクだ

足尾 庚申山 敵は自分の腹にいた

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栃木の山は

ほとんどグレードB以下で

グレードC.Dとなると数えるだけとなる

グレードDは銀山平皇海山

今回は銀山平〜庚申山グレードCである

グレードEは存在しない

 

取付きまで4キロ歩く必要がある

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合計14キロのなかなかのロングコースだ

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合計4時間もかかってしまった

気合いが足らなかったわけではない

 

一つはぬかるみ

基本的に濡れていて非常に滑る

滑っちゃ行けない箇所が

庚申山荘から頂上までにある

さらにロープが取り付けられているが持ってはいけない

今にも切れそうだからである

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整備されているとの情報もあるが

実際は昔整備された登山道という印象がある

自分の足でゆっくり登る事をお勧めする山だ

個人的には初心者には精神的に辛い山と位置づける

 

二つ目は便意

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大きな岩に惚れ惚れしている間もなく

便意に襲われた

山荘までは200m

精神統一を試みていれば

最悪な事態は防げたかもしれない

しかし山荘にトイレがあるかも分からない状況

さて

いかにしてこの状況を打破するか…

気づけば

葉っぱを10枚ほど摘んでいた…

山の神

川の神

申し訳ありません

登山者としてあるまじき事態に発展してしまった

 

そんなこんながあり

4時間もかかってしまったわけだ

 

頂上からの景色は

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着いた途端にガスってしまった

そりゃそうだ

山の神はお怒りのようだ

猿なのか鹿なのか、とてつもない威嚇が始まった

森の中がざわついてる

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すぐさま下山し反省しながらの山行となった

 

二度と同じ事にならないように注意致しますのでお許しください

最大の祝いを

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今週末、いよいよ

相方の結婚式だ

 

月日が経つのはあっという間で

今週末だってまた昔話となる

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かつて共に向き合った岩は

その場で

自分達が死んでからも残り続けて

時代をまた刻んでいく

 

その長い歯車の一部に

関われていた事をありがたいと思う

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あと何年あるか分からないけど

まだまだ強くなって

いつかは共にミネルヴァと向き合ってみたい

 

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おめでとう

唐松岳を目指す

北アルプスは300キロ離れているためなかなか目指す事は無い

 

台風12号が土日めがけてドンピシャで上陸するもんだから剱岳は延期とした

 

そのかわりに比較的近くチャチャっと登れる唐松岳を目指す事にした

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仕事を早々に終えて

夜9時発

夜中2時にアタック開始した

時間が許せば不帰キレット〜天狗ノ頭まで往復しようかと考えてた

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今回はソロだった事を忘れていた

めちゃくちゃ怖い

暗闇の中に光る目

クマなのか鹿なのか分からない

ただひたすらに恐怖だった

 

2時間も歩くと

樹林帯に突入となり

恐怖はさらに増加し、4時40分が日の出のため

樹林帯手前で40分待機した

 

周囲が見渡せるようになり

改めてアルプスの美しさに驚かされる

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日の上がった樹林帯からはクマの恐怖は一気に減り

唐松岳頂上には6時半着

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景色は文句の無い晴天

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目指す予定だった剱岳を目の前に、いずれ行こうかなと思う槍を左に望む

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少し景色に酔いしれて7時

不帰を3時間で往復したら10時、下山して12時となる

そして家に16時に家について

夕飯の準備をしなくてはいけない

 

次の日も仕事の事

昨日の朝から一睡もしていない事を考えると

今日は唐松岳ピストンが無難と判断

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不帰キレットは次回友人と来ることにして

下山を開始し8時半に全行程を終えた

 

唐松岳

観光地化しているのか登山道ではない

常に整備され尽くした遊歩道だった

稀に見る達成感の無さに自分でも驚いた

女峰の方がまだ、山を感じる山だ

 

ただ

景色はずば抜けていい

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これを往復4時間、13キロ程度で見れてしまうのだから驚きだ

 

家族と来るなら

初心者を連れて来るなら

唐松岳

と胸張って言える山だ

 

昔自分に問うた事がある

なぜ山に登るのか

それは景色とばかり思っていた

 

こんなにも美しい景色を目の前に

何故か気分が晴れない

 

頂上ではその風景の荘厳さから

1時間、2時間頂上で風景を眺めてしまう

 

しかし今回は30分しかおらず

それが無かった…

自分でもよく分からず

綺麗だと自分に言い聞かせる始末

何故か

 

1つはソロであり、共有出来ない寂しさ

2つは工程の容易さ

人の手を感じてしまう道ばかりだったこと

だと思う

 

過酷な山が性に合ってる気がする

 

ただ美しさは心から感じる

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剱岳を振り返る

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2年ぶりに剱岳を改めて目指す事にした

過去2回とも早月尾根からのピストンである

 

今回はというと

早月尾根からのピストンとした

 

変態ではない

やはり山を登る上で重要なのは

人の数だ

 

別山尾根とくにカニのタテバイ、ヨコバイの渋滞はもはやディズニーランドとなんら変わりない

 

山は静けさに、風の音やら雲の動きやら

それをポツンとした人の小ささを感じながら登るから

ワクワクしてくる

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当初、怖さゆえ行く事を躊躇っていた表妙義縦走へのソロアプローチ

過去に2度終えているが

初回のワクワクは未だに覚えている

あれは孤独も相まって過去2番目にワクワクした山行だった

 

剱岳

自分にとっての分岐点となった山

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初めて相方とした大きなチャレンジで

未だにこの山行を超えた登山には出会えない

 

相方は登山からクライミングになってしまったが

自分はまだあの時の感覚を求めてしまっている

 

今では目標を共有する仲間も増え

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自分が思うに

この岩を登るだけではなく、誰と共有するかを求めているのかも知れない

瑞牆 ミネルヴァ

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瑞牆

以前登った山だが

その時はボルダリングを始める前の話

 

まさかこの山の麓に

ミネルヴァがあり

そして人生の目標になるとは思いもしなかった

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人はこれを登ることが出来るらしい

この岩と向き合う前にもう少し強くならねばならない